新月(10/24)満月は、まいあさ瞑想お休みです
明日10月24日(金)は、「まいにち瞑想」新月のためお休みです。
いつも瞑想で己を磨き続ける、高い志の皆様へご連絡でした。
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瞑想は、
毎日同じ時間で、同じ場所、同じメソッド、同じ対象,同じマントラで、
毎日本当に同じように淡々と繰り返すことが大事だといわれます。
同じことを繰り返すからこそ、
日々変わる心の微細な変化をはっきりと観ることができるからです。
日々どころか、心は一瞬ごとに変わります。
上がり、下がり、ずれては流れ、
どんな過去にも、どんな未来にも、どこへでも行き、
美しい物も、醜い物も、残酷さも、穏やかさも・・どんなことも心は映しだします。
それも、驚くべき速さで。
1つの考えが浮かび上がっては消え、次の考えが脈絡なく続き、
流れ続ける無数の考えでできているのが私たちの心だといいます。
その心は、自分の一番身近にあり、見極めがなければ、
心と自分は、一体化してしまっています。
だから、心に浮かぶ悩みや、悲しみ、
苦しみや怒りそのものに、自分がなってしまうのです。
そうして、私たちは自分に腹を立てたり、
自分が許せなかったり、
卑下したり、思い通りにいかない自分を
受け入れられずにいるというのです。
でも、
心と自分の一体化を、
YOGAの経典『ヨーガスートラ』は、強く否定します。
心は絶対に、自分自身ではない!
と。
しかも、
“心は物だ。
儚く移ろい、あてにならない物にすぎないんよ~”
というようなことまで言うのです。(4章)
なぜなら、
心の動きは自分でしっかり観ることができています。
そして自分の意志で扱うこともできます。
世界のいろいろな物を知り、経験を積んで、学び、成熟するために
私たちは、心という便利な道具を持っているのです。
心は、私たちが上手に使いこなす内なる道具に他なりません。
道具は、使う人が達人になってこそ、
最大限の力を発揮します。
一流の彫刻家がノミを巧みに使うように。
プロの選手が、体を自在に扱うように。
私たちも心の使い手となって、世界から
より多くのことを学び、
活力をもって、自由に明るく生きることが出来るのだといいます。
心は、上手に使って生きる目的を果たす道具、
そんな風に経典はいいます。
心を乗りこなし、
動きの傾向と対策を知り、今どこにいて、何を映しているか知り、
心を扱う感覚を磨くために、
毎日毎日、ある一定時間きっちり向き合って、
心を意図的に使う事が本当に大事なのです。
荒れ馬を乗りこなし、
マスターとなるように。
意志を使って、自分で自分の心を扱う練習が、
瞑想だというのです。
決まったやり方で、
きちんと伝統的な方法で、
その瞑想で実際に結果を出している人たちがたくさんいる
確実で効果あるメソッドに従って、
ただただ静かに座り続けること。
それが、穏やかで静かな自分であり続ける瞑想をする
という意味です。
というわけで、次は来週月曜日ですね。
志を同じにする精鋭の方々と、一緒に座れることを楽しみにしています。
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さて、今週のYOGA寺日記
生活編。
先日ご覧いただいた、わたくしめの修行&YOGA寺&生活の場ですが、
実際、必要な荷物はあるんです。
毎日元気に、
生活しております。
そのあたりを少し。
ご迷惑じゃない程度に、さらしてみることにいたしました・・
洗面所は大好きなユニット!
毎朝、水で丸ごと洗えて、ホント便利
ユニット万歳!
by日本ユニット派
重曹と酸素系洗剤だけで、掃除も洗濯もOKOKです。
クローゼットには、ちゃんと必要な夏物も冬物もはいってます。
アイロンや湯たんぽ、コートやストール、
文房具やパソコンの備品も全員この中にいます。
スーツケースには、畳んでしまう物たちが勢ぞろいです。
タンスの代わりに。
何か起こったら、迷わず左のスーツケースと、ヨガマットとコートを持って
逃げます。
目をつぶっても、逃げられますな。
懐中電灯も入ってます。
服はいつも左から使って、洗ってアイロンをかけたら右に吊るします。
右から左に服が流れるので、迷いません。
いつも同じような服ですが、
服の組み合わせとか、色とかに、
時間とエネルギーを使うのが
「なんだかなぁ・・・」
と思ったので、
勝手に(頼まれてもないのに)個人的に、私服制服化計画を実践しました。
毎日同じでいいです。
服についてのアレコレは投げ捨てました。
そこは、磨がかないでいいかもなー
と。
思えば、
この偉大な方々も同じ服だったようですよ~
黒タートル&ジーンズ(同じタートル50枚位をヘビーローテーション)
灰色シャツ20枚強をヘビロテ
うん、
ゆるぎなさという才能もまた、彼らの偉大なストーリーの1つなんですかね~
私もここを見習い、
ますます修行に励もー。
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