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2011年7月13日 (水)

From悩み⇒To悟り Yoga的可能性⑧


では、客観的な視点を持つにはどうすればいいのか?


それには、リアリティーを見る“瞑想”が非常に有効である。



<リアリティー瞑想>


この瞑想のターゲットは、“物事を客観的にとらえること”にある。


①  まずは座ってリラックスする。

緊張した、テンション高い状態というのは、主観に囚われている(もしくは、囚われていた残像に影響されている)ということ。
だから、まずは落ち着く。

背中をすぅ~っと伸ばして、脚をどっしり床につけて、しっかり座る。
優しく目を閉じ、目の奥の力をぬく。
瞼の力をぬいて、まゆ毛の間を弛める。
できるだけ長く息を吐く。

② 頭の中で、
「大きな広い海」を思い浮かべる。

イメージが大事なのではない。
 “海と自分との関係”をみるのがメインだ。


思い浮かべた「海」に対して、私たちはたぶん
「海とはこうあるべきだ。これじゃいかん!けしからん!」
なんて思わない。


ありのままの自然のものに対して、自分のディマンド(要求)は限りなくゼロに近い。
その自分をみてみる。


ディマンドや主観の押し付けをしない自分は、ありのままの物事をとらえている自分である。
そういう自分の状態をみる。
そのために、海のイメージを使っている。


同じ様に、「山」「牧草」「空」…etc

自分の歪んだ主観が、入り込まない“自然”の景観を思い浮かべる。
その対象をとらえている自分の状態をよくみる。

緊張のない、ありのままをみる自分とは、どういう状態かを知る。

③ 思い浮かべるイメージを、自然から都市へシフトさせる。
「町、建物、町を行く人々」
それらに対して、自分がどういう状態でとらえているか見てみる。

自然界の物を見ている自分と多分あまりかわらないだろう。
思い入れがないものに対しては、私たちは主観なく、客観的にとらえられるから。

④ 次に自分と関わりのある人を思い浮かべる。
「母、父、兄弟」
そして
「今一番気になる人」を思い浮かべる。
いい意味でも、悪い意味でも

好きな人、
自分をイライラさせる人、
密かに憎しみを抱いている人、
ライバル、

とにかく自分の心を揺らす人々を思い浮かべる。
彼らをとらえている時の自分の状態をみる。


おそらく、自然の物を思い浮かべた時とは全く違う状態になっている。


これが、“主観”で物をみている私の状態だ。
この状態をみてみる。


主観でみている物事に関しては、私たちはそれらの対象を自分の心にインストールしてしまっている。
さらに悪い事に、その思いを内側で飼ってしまっている。


偏愛や、憎しみ、怒り、嫉妬、これらはすべて“思いこみ”を養うエサだ。
そうやって肥えた“主観”が、悩みと苦しみのキーファクターとなる。


だから、愛する人、大好きな人がある日、一番憎い人になったり、
嫌いだったあの人に、コロっとまいってしまう、というアクシデントが起こる。

私たちは、この見方でとらえた対象たちを、アンインストールする必要がある。


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1年に一度だけ咲くという、『ブランマカマラ』という蓮の一種が今日咲きました。

これは本来はヒマラヤ山脈のある斜面にしかないのだそうです。

Cimg1321

澄みきった白が透きとおって、夜の闇に映える。
美しい。

どれどれ香りはどうかな?

Cimg1324
くんくん・・・


柔らで、静かな、そしてとても繊細な香りがしました。

後1時間でこの花は枯れてしまうそう。
花の命は3時間・

あまりに短い盛りに、おばさんは涙がでそうです。。。

| 向井田みお |

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