思いを形にして結果をだす!Yoga的誓い『サンカルパ संकल्प(誓い)』⑤ LAST
今まで自分で決めて、やろうとしてきたことがうまくいかなかったのは、もしかしたら、
この“誓い”が足りなかったのかもしれないな、と今では思う。
そんなに真剣じゃなかったのかもしれない。
自分を信じていなかったからなのかもしれない。
世界を信頼せずにいたからかもしれない。
でも今は、ここ一番の時こそ、世界全体に宣言し、誓う。
そして、世界を味方につける。
誓いを立てて、
自分の真剣度を表明する。
自分自身も、世界も、いい加減にしたり、ダマしたり、誤魔化したりしない。
本当の思いを、言葉にして、行いにして外につれだすのだ。
『サンカルパ संकल्प(誓い)』自体は、インドでは、儀式の前に使われるメソッドでもある。
儀式には『ヴェーダ(聖典)』によって、数々の形式が決められている。
それらは、長い歴史を経て、有効であったからこそ今でも残っていて、沢山の人々に今も毎日の生活の中で実践されている。
私たちの本当の思い、強い願い、魂の叫び、そんなスピリットSpiritは形式に宿るのだ。
そして、スピリットSpiritは、形式を通してのみ、世界に現れることができる。
スピリットが形式にのって、外に連れ出されるとき、
その思いは、必ず誰かに伝わる。
それを受け止める存在は、私たちの目に見えていようが、いるまいが。
だから、ただ単に願ったり、思っているだけだと効果が薄い。
思いは、言葉や行いという形式にのせて、世界に放たれ、形となって現れるものだから。
『サンカルパ संकल्प(誓い)』は私たちの思いを、聖典で有効とされている方法で世界に連れ出し、伝えることができる。
だから、結果がでるのだろう。
さあ、世界に心を開いて、正々堂々とやるべきことをやろう!
節電日本の皆さま。被災地の皆さま。
大変なご苦労があるかと思います。電気にあまりにも慣れすぎた、私たちの生活から電気がなくなるということは。
インドにきてそれは、痛感しております。
でもつらいときは思い出してほしい。
こんな生活をインドで送っている日本人がいるということを。
↓
これは私のバスルーム。
バケツ4つで生きてます。
左から、洗濯機(バケツ)、お風呂(バケツ、
冷蔵庫(冷たい水で果物を冷やす、でもバケツ)
右はじは、手動水洗トイレ用(バケツ)
冷蔵庫用バケツだって、贅沢で冷やしているわけではないのです。こうしてないと、激暑インドでは果物や野菜が傷んでしまうから、やむにやまれず保存用に。
といわけで、
人間の暮しってここまでプリミティブになれるものなんですね。
ちなみに、インドの人の平均バケツ使用率(そんな率あるのか?)は1-2個。
どうやって日々を凌いでいるのか、未だに謎です。。
| 向井田みお | 固定リンク
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- ヨガ哲学の旅(2010.03.19)