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2011年4月20日 (水)

Welcome Fear! 恐れを受け入れる!Yoga的感情ソリューション④


自分の物の見方、
世界と自分へ対峙する姿勢

それがかわるだけで、
問題が“問題”でなくなる。

具体的にいえば、
出来事や人々という単なる現実が、自分の中で“問題化”して、発酵し、自分を悩ませることをやめてしまうのだ。


何かの拍子で湧きあがってくる負の感情も思いも、

「Welcome!」

といいきってしまうことで、
流れてゆく。

ちなみに、

これは私の勝手な方法ですが、
せっかく受け入れるからには
少々オーバーに、
大袈裟なくらいに受け入れようとすると、効果が高いようです。


例えば、心に嫉妬が生まれたとする。
それに気づいたら、

「おお、嫉妬きたね、よしよし。
では、これが“The 嫉妬”という、他の人がまねできない程の、嫉妬をしてやろう!

半端ない嫉妬っぷりを、
この世界でこれ以上の嫉妬なんかできないくらいの、

最高の嫉妬をみせてやるぅ~」

くらい、もうヤケクソになって心で叫ぶ。

すると、熱い嫉妬は妙におちついて、数秒後冷めてしまう。
思わず自分でも笑ってしまう。

そこまで心にゆとり、スペースが生まれる。


恐れや怒りについても同じこと。

「皆がヒクくらい、世界一の怒りを発揮してやる!

今までこんなに怒った奴なんていない、ってほどの怒りをなっ。
さあ来い、怒り!」


ここまで言うと、もう怒りを通り越して、気分がいい。
そして、頭をもたげていた怒りが、自分の中で力を失ってしまうのだ。


悲しみも寂しさも、同じように、調子よく受け入れてみる。


「奈落の底に届くくらい、落ち込んでやる。
這いあがれないくらい、深く深く悲しんでやろう。

涙なんかもいっぱいながして、周りはみんな貰い泣き。

それくらい、悲しもう。

最高の悲劇の主人公になるチャンス。

 ありがとう、悲しみ。
Come on!、悲しみ、ここにくればいい。」

恥ずかしさも、後悔も、憎しみも、孤独も、
今まで抵抗して避けようとしていた感情に、心を開いて正々堂々と向き合い、受け入れてしまう。


すると、

う~ん、不思議なことだ。


すべて、どうでもよくなっていくのだ。

本当に。

*ここ南インドでは、イベントの日には神聖な気が出入りする入口に

「ランゴーリ」という絵を書きます。

ちなみにこれはアスファルトに直接、細かく砕いたお米の粉を水に溶かして書いています。

Cimg1180


うぅーむ、芸術。

消すのがもったいないけど、ランゴーリの寿命は短い。 

儚く消えゆくものに妙な美しさを感じる大和魂より。。

| 向井田みお |

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