« 大嫌いな「あの人」へのYoga的対処法 ③Yogaの感情コントロール「憎しみ」編 | トップページ | 迷い,走る「心」を追い越せ!迷走から瞑想へ  Yoga的瞑想法④ »

2011年2月27日 (日)

大嫌いな「あの人」へのYoga的対処法 ④Yogaの感情コントロール「憎しみ」編

さてさて、

それでも明らかに私に害のある人。

そういう人も確かにいます。


邪魔をしてくる、会話も不毛、お互いに切磋琢磨もできない。。


そんなお方は、無理やり歩み寄ろうとせず、遠くから手を合わせて

「ナマステ。 (日本風には会釈か?)」

これでよいそうです。


“すべては1つ理論”をひっさげて、ぐいぐい他人の領域に踏み込むことはYogaではありません。

それに、自分のテリトリーを守り、やるべきことは果たさねばなりません。

その道において障害になりえる人とは、きちんとボーダー(境界線)を引き、自分を守ることも大事だと、同時に

Yogaの教えは示唆してくれます。


だれでもかれでも、受け入れようと、いつもぎこちないニヤニヤを浮かべている必要はない。

受け入れられない人に関わって良心の呵責を作ることはない。

ということです。

明日からさっそく気になる「あの人」に、私ができる挑戦をしてみたいですね~。


とかいって、急に自分に花やお菓子が送られてきたとしたら!?

もっともっと普段の自分の言動を改める方が先のようですねぇ。。。
Cimg1176

めざせ、憎しみないニコニコ生活!


追加:
大切なことをひとつ


自分の態度を改め、相手に“まるで愛があるような”行いをしても、相手に全然伝わらない。。

いつもと変わらず、憎いあの人は、私に攻撃をしかけてきたりする。


そんなときは、こちらが一回り相手より大きくなってしまう、という手があるのです。

「ああ、この人はこんな風にするしかきっとできないんだ」

と理解する。


「この人は今持っている能力のベストをつくして、こんなことを言ったり、行ったりしている。これ以上の事、いや、これ以外のことはこの人にはできないんだ。」

と相手を認めてしまう。


もしわざと、しかけてたとしても、

「わざと、っていう考えからして、これがこの人のマックスなんだな。」

と思っておく。


そして、もう「あの人」を自分の心にいれない。

憎しみを心で飼うことを、やめる。


さらに、ダメ押し。

「もし自分が同じ立場だったら、きっと同じようなことを言ってるし、しただろうな。」

と。

人の感情や心理だって、この世界の1つの法則と秩序で保たれている。

だから、万人にあてはまる“心理学”というものが成立する。

自分も相手もこの法則に動かされているのは同じこと。

この大きな視点にたって、相手を認めてしまえば、「憎しみ」も恐れるに足らず!

であります。

| 向井田みお |

« 大嫌いな「あの人」へのYoga的対処法 ③Yogaの感情コントロール「憎しみ」編 | トップページ | 迷い,走る「心」を追い越せ!迷走から瞑想へ  Yoga的瞑想法④ »

向井田みお:ヨガ哲学の旅」カテゴリの記事