なぜ私は怒ってしまうのだろう? Yoga的悩み解決策④ LAST
なぜ私は怒ってしまうのだろう? Yoga的悩み解決策④ LAST
美しい蓮の花は、重い泥に根をはる。
栄養や土が混ざり合った淀んだ泥水の中で育ち、いつか花を咲かせる。
良いも悪いも混ざり合った水の世界を乗り越えて、大きな広い空に向かってツボミを開くとき、
泥も淀んだ水も、美しく咲いた蓮の花を汚すことはできない。
私たちも蓮の花のように、泥のような世界に足をつけながら、超然と成熟した人間として咲き誇るまで成長できるとYoga哲学はいいます。
そして、咲き誇った顔をあげてみつめる自分の外の世界は、どこまでも広い自由に開かれている。
毎日の日常生活も、隣のあの人も、オフィスの上司も部下も、みんな私の「怒りスイッチ」を押してくれたり、いろいろな感情を掻き立ててくれることで、今日も私を成長させてくれている。
彼らがいるから、いいこと悪いこと混ざり合った世界があるから、自分が成長できるというわけなのです。
こう思えば、怒りも怒りを与えてくれたようにみえる人々も、
“まぁまぁ、ありがたいよなっ”
ってことで、受け入れて、受け流すことができてしまう。
なんだかヒョイヒョイと、苦悩を乗り越えられてしまうのです。
完ぺきに乗り越えられなかったとしても、
少なくとも
「なんで私だけ怒られるのかしら。」
とか
「あの人のせいで、私が不幸だわ。」
なんて、恨みごとで自分をDownさせることは、すごく少なくなるわけです。
そして毎日いろんな挑戦をしかけてくる人々と、世界と、日々を楽しむことができる!
うーん、Yogaってすばらしい。
というわけでYogaの教えのエッセンスをどんどん日常に生かし、
明るく、清々しく
生きていこうじゃないですか。
Yogaで悩みが激減中と噂のわたくし。
日常の「ニコニコ率」が急上昇し、
ついにインドのココナツ屋のおじちゃんからも、まったくボラレなくなりましたとさ。
めでたしめでたし。
| 向井田みお | 固定リンク
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- ヨガ哲学の旅(2010.03.19)