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2011年2月 2日 (水)

大きく、優しく、慈悲深い人間になるには?


みんながYogaをしてこう成りたい、それを目指しているという人間的魅力と境地。

それは懐深く、大きく、優しく、慈悲深く、愛が溢れ、余裕のある人間であること。
そのためは、一体どうしたらいいのでしょうねぇ?

気になっていたこの事柄に関して、
先日私の先生ダヤナンダスワミジがお話してくれました。

どうすればいいか?
どうやら方法があるしいらいのです。

ひとことでいえば、それは練習あるのみ。
その名も『Fake & Make it!(見せかけの愛から本物へ)』大作戦
    
それは、まるで今の自分がまさに理想の大きく、優しく、慈悲深い人間になっているかのようにふるまってしまうこと。まずは行動してしまうこと「Act it Out.」です。


困っている人がいたら手を差し伸べる。
たとえその手が忙しく、自分のために必要ないろいろな物をつかんでいたとしても。
相手が必要としているものを、とにかくあげる。
たとえあげたあと、後悔して泣きがはいったとしても。
批判的な人や嫌味な視線をなげてくる人も、その人たちのそうせざるをえない背景を考慮して受け入れてしまう。
どんなことをいわれても、その人はそれ以外の事ができなかったんだよな、と知ること。などなど。


こうなりたいという成熟した人間の理想があるのなら、その理想の人ならどうふるまうだろう? と考えて、そのように実際行動してしまう。

たとえそれは最初は見せかけで、偽善的であったとしても、だんだんとそれが自分の自然な振る舞いとなるまで人は成長できるそうなのです。
とにかく練習と行動あるのみ。

「優しい人間になりたいのです。」 とお星様に願いをかけるより、まずは行動をおこせと、
こう先生はおっしゃるのでありますよ。

優しい人になりたければ、優しい人のように振舞うしかない。

泳げるようになりたかったら、まずは水に入って泳ぎ練習するしかないように。

わたくし、これはかなり実践的かつ有効な手段とみました。

いろんなものをいろいろな人にあげてしまってから、たとえ「あーあ。」と思って涙がでても、成長の為にはしてあげた方がよい、そのはず! と思いこんで毎日実践しております。

いつか何をあげても、何をいわれても、ビクともしないくらいの安定感ある人間へと成長したいものです。

その人間的成熟なしに、悟りなんてまずありえませんからねぇ。。。 ホント
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*まずは牛さんに、私のデザートとなるはずだったバナナをあげてみてます。 実践が生ぬるい?
すんません、まだまだ修行中です。

| 向井田みお |

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