« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011年1月 5日 (水)

『ウパニシャッド(奥義書)』を勉強中

『ウパニシャッド(奥義書)』を勉強中です。

一説によると108とかそれ以上のウパニシャッドがあるといわれておりますが、
8世紀に実在した哲学の天才シャンカラ・アーチャリア*(シャンカラ先生)が書いた10のコメンタリー付きのウパニシャッドを勉強することで『ヴェーダーンタ』のビジョンがつかめる、というのが経典の世界では通説です。
これに習い、私のいるアシュラムでも10のウパニシャッドを勉強することになっています。

*『アーチャリア』とはサンスクリット語で先生の意味。日本には『アジャリ』という言葉で伝わっていますね。

写真の真ん中が今回解説をしていただいた『ムンダカ・ウパニシャッド』

「自分が本当に求める物は、この世の様々な物を追いかけ、手に入れることではないと知った人。
手に入れる物や、どこかに行くことには必ず「限り」があると知った人。

そして、本当に自分が求めていることは、あの世にある天国という場所にいくことでも叶わないと、見極めがついた人。

その人は真実を知る人の元に、飛び込んでゆく。 すべてを明け渡す決意をして。

そうして、彼は自分が求めていた真実を知る。」

この一説が書かれているウパニシャッドなのですが、しびれますねぇ~。
あまりにも美しい。

そしてこの周りにあるのが、今後勉強することになる『カタ・ウパニシャッド』や『ケーナ・ウパニシャッド』
今年も本当に楽しみです。
Cimg1049


| 向井田みお |

足が肝心!

インドという国は、「足」にやたらと敏感・センシティブな所です。

たとえば、『ジーヴァンムクタ』といわれる今生きながら悟りを得てる人、賢者、先生、目上の方々に正式にご挨拶するときは、ちょんと足を触ります。
そうすると、なんとその方の知恵や徳がこちらにやってくるそうなのです。

それを聞いた私は早速1月1日に尊敬する先生の足を狙いに?!いきましたよ。

ちょっとどころか、両手でぺっちゃり、しっかり触ってきました。
間違いなく、彼の明晰な頭脳の秘訣は今年わたくしのものに。

皆さま、賢者は足が狙い目です。
Cimg1075


| 向井田みお |

おめでとう2011年

めでたい、年明け


1月1日は朝4時から盛大な『ホーマ(護摩焚))』から始まり、その後昼まで6時間にわたるヴェーダ聖典に基づく祝福の儀式が執り行われました。

そんなお寺での『プージャ(儀式)』の後の和やかな雰囲気。
なんだかみんな笑顔でニコニコ。とにかくめでたい空気が写真から滲み出てますね~

しかしこの和やかな時の4時間後にまさか自分が原因不明の関節痛と熱で3日3晩寝込む羽目になるとは。。 

この世はまさに一瞬先が闇のアドベンチャーですな。

Cimg1069


| 向井田みお |

『パーパ・クシャヤ(罪を滅ぼし、運を拓く!』

スピリチュアルブームですっかりなじみのある『カルマの法則』。
この法則の出所はインドの『ヴェーダ(聖典)』といわれています。
聖典の中では、はっきりと何がカルマで、どんなことが法則に基づいているのかが書かれています。


『カルマ』とは行い。行いをしたら、必ずそれに見合った結果が待ち構えています。これが『カルマの法則』。

そしてこの結果から逃れられる人は、この世には誰一人としておらんそうなのです。これが全世界共通の法則。

行いの結果には、目に見えてすぐにわかる結果と、後々叶っていく目に見えない結果の2種類があります。

目に見える結果は単純です。
悪いことをしたら?→怒られる=気分が悪い
人のものを盗んだら?→警察に捕まる、もしくは良心の呵責
しかし『ヴェーダ』が語るもっと大事なことは『目に見えない結果』についての方です。

「目に見えない結果」にも2つの側面があります。
1つはよい行いをした場合の『プンニャ(徳)』。
もう1つは良からぬ行いをした場合の『パーパ(不徳)』。
この『プンニャ(徳)』と『パーパ(不徳)』のこそがその人の人生を決定づける要素になります。

なんだかいつもついている人、ついていない人。
これは気分でもなんでもなく『プンニャとパーパ(徳と不徳)』が左右しているだけとのこと。
そして人はだれもが『プンニャとパーパ(徳と不徳)』の組み合わせでこの世を生きているというのが『ヴェーダ』聖典のヴィジョンです。

このヴィジョンを持つメリットは何か?
それは、たとえこの先嫌なことや痛いこと、つらいことが起こっても
「あっ、またパーパが1つ消化されたなっ!へへっ」
という感じで不運を明るく乗り切れてしまいます。

またいいことがあったら
「プンニャが実ったねぇ~」というくらいで調子に乗ることも少なくなります。なんと合理的。

最近は『プンニャとパーパ(徳と不徳)』ヴィジョンで無駄な悩みが激減していると評判のわたくしですが、2011年1月1日から一足早くパーパを1つ『消化(クシャヤ)』してしまいましたよ。
1日から原因不明の関節痛と高熱で3日間動けず、ひたすら痛みに耐えておりました。
風邪でもないし、仙骨がめちゃくちゃ痛かったけどクンダリーニのはずもなし。
そして4日以降はしばらく声を失う程咳がでて、勉強もできずにおりました。

そんな具合で、2011年は1月1日からパーパ消化することができた幸先のよい年ですな~。

皆さまもお体に気をつけて。

そしてどんなことも気持ちを明るく持てる教えを心にもって楽しく過ごして参りましょう。

*写真は1月1日に盛大に行われた年明け『プージャ(儀式)』。お寺は大賑わいでした。私は精いっぱい背伸びで何とか皆さんの健康と幸福をお祈りしている後ろ向きの白装束です。
どうぞ今年も宜しく。
Cimg1067


| 向井田みお |

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »