木を植える <人生のゴールを目指すYoga的生き方と徳の積み方>
Yogaの経典のベースは『ヴェーダ』という聖典です。
この聖典には、カルマについて、肉体を手放した後の世界についてなど、この世では確かめようのない事柄についても書かれています。
そして最終的には、生き死を繰り返すことから人が自由になるにはどうしたらいいのか?
(これがいわゆる悟りということか?)ということについても書かれているのです。
その自由を目指す人間が為すべきことについても示唆されております。
まずは善行をつんで、徳をつくることが私たちが意志と努力で毎日できること。
着実に積み重ねた徳が教えを理解する心を準備することになり、目的にまっすぐに続く道を敷き、導いてくれるそうなのです。
では、具体的に徳を積む善行とは?
それは、
大変基本的なのすが、『生き物に優しくすること』。
人にも虫にも、植物にも、太陽にも、星にも生きる物すべてに対してです。植物や動物に水をあげたり、木を植えることも『ヴー・プージャ』という徳を積む行いになります。
ということで、早速わたくしも木を植えてみました。土のポットだからしばらく育てて、大きくなったらこのまま土に植えます。
でも、私の場合は木をかわいがるよりも、隣のインド人や日本の友達や家族、日々社会の中で関わりあう人々に”優しく”の方が差し迫った課題なのですが。。。
来年頑張ろう!
| 向井田みお | 固定リンク
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- ヨガ哲学の旅(2010.03.19)