汚れなき白い蓮
白い蓮の花
蓮(ロータス)はピンク色だけだと思っていましたが、特別の儀式のときは白の蓮。お出ましです。
蓮の花は純粋さと知性、そして悟り(モクシャといわれる究極の自由)の象徴。
経典『バガヴァッドギーター』6章にも蓮の花の例えがでてきます。
ハスの花と葉は、絶対に水にぬれることがありません。どんなに汚れていたとしても泥水に根をはやし、その水の中で生き、茎をのばし、花を咲かせている。その花も葉も泥水に濡らされることがない。
誇り高く、強く、そして自由である知性を得た人を例えでもあります。
わたくしたちも、日々人と世界とぐちゃぐちゃに交じりながら生きております。生きるためにその混沌とした水のような‘人の世界‘との関わり合いは必要です。
でも、私たちの真はハスのように、いつもどこにいても、だれといても、水の世界からは完全に自由で毅然としている美しい存在であると経典は教えています。
Yogaを通じて、この真の姿のままに我々もありたいと、ハスの花をみるといつもこの経典の言葉を思い出します。
それにしても、朝一番に花をさかせるロータスは美しいですね~
真中はUTLのマークの意味の一つでもある『蓮のつぼみ』
私たちはだれもが、蓮のように自由で美しく輝く可能性をもっています。それを花開かせるKeyがyogaというわけですね。
うむむ、深い。。。
| 向井田みお | 固定リンク
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- ヨガ哲学の旅(2010.03.19)