God be with you.
昨日、私と相方はチョロを看取りました。治療の手だても無く非常にツラそうなので、動物病院の先生の勧めもあり、生まれて初めて安楽死という選択をしました。早すぎる死を受け入れるには突然すぎます。チョロは庭に埋めました。いつも寝る時に布団まで運んできたお気に入りのオモチャも一緒です。庭には他に5匹の外猫が眠っています。その子達に仲良く連れて行ってもらえるよう、手土産代わりに少しのフードも持たせました。こんもり土を盛り上げて墓標を作りお線香をあげていると、電池切れで付かなくなったはずの自転車のハザードランプが突然点滅して驚きました。色々なスイッチをいつも付けたり消したりしてイタズラしてた子なので、きっと最後のイタズラだったのでしょう。チョロを埋葬した後、浦和まで行ってワークショップができるかどうか自分でも不安でしたが、意外に大丈夫でした。事情を知っていた主宰者ちーさんに感謝です。家にいる方がダメですね。そこかしこに気配を感じます。家で仕事をしている相方は内心かなり しんどいと思います。待合室で声をあげ泣き崩れていた彼ですが、落ち着いてからは、私が仕事に穴をあけないよう最大限の協力をして、今も現在進行形でイヤなことツラいこと全てを引き受けてくれてます。今日もソファの下、冷蔵庫の下、チョロが遊んで入れてしまった小さなオモチャがいっぱい出てきます。化粧台のシンク、ゴミ箱、ありとあらゆる場所にイタズラ防止の工夫を凝らしていたのに、もうその必要もなくなりました。我が家はまたポコとペコという高齢猫コンビとの穏やかな生活に戻ります。もうチョロチョロ動き回る子はいません。かわいそうで申し訳なくて仕方ありません。もう一度抱きしめたくて気が狂いそうです。
5月 18, 2010 ネコ(あるいはネコ的なもの) | Permalink