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波の受けとめ方(府中式)

新参仔猫のチョロと、先住猫のペコ&ポコとの折り合いが少しずつついてきた。

チョロがトイレを終えてそのままオモチャに一直線突っ走ろうとでもしたら、ペコが「ちょっと待ちなさいヨ」と嫌がるチョロをはがいじめにしてお尻をキレイに、ついでに全身をグルーミングしてあげてる。いったい何が楽しくて生きてるの?ってなくらい巨漢でクタ〜っと寝そべってるだけの日々だったペコ婆が、いそいそとチョロの世話にいそしんでいる。

ポコの方はしつこく追いかけ回すチョロに嫌気がさして逃げ回っているかと思ったら、ちゃんと鬼ごっこ方式で各部屋の猫ロードを教えこんでいるようだ。「まずそこの棚にジャンプして次にあっちのラックへ移動したらアソコまで行けるんだゼ」と鬼コーチぶりを発揮しているポコ。もう久しくオモチャで遊ぶことすらしなくなってたのに、今また華麗にジャンプして天袋まで上るポコ爺の姿を再び見られるなんて!

最初は猫風邪が酷かったチョロの隔離が大変で、ようやくフリーにできたら今度はポコペコとの折り合いが最悪の状態で、もうやはり里子に出すしかないと溜め息ばかりのブルーな日々だった。

だけど気づいたら何とかうまくコトは運んでいる。あれほどまでにストレスを感じていたけど、結局わずか2ヶ月間のこと。その時はそれが一生続くかのように勘違いしてた。な〜んだ。たった60日程度のことかぁ。渦中にいるとホント物事が見えなくなる。

もうチョロに関することでネガティブな感情を抱くことはやめた。10日程前までチョロは たまに布団にオシッコをしちゃってた。
だけどそれが無ければ、私はダラダラと夏布団と冬布団の交換をしなかっただろう。こんなに頻繁に布団を干したりシーツを洗濯したりしなかっただろう。起きたらスグに布団をたたむという当たり前の習慣をサボっていただろう。物事を前向きに考え始めた時、気づいたらチョロの粗相も無くなっている。永遠に布団にオシッコされちゃうわけないんだし、もうこっちも残りの人生限られてるんだから、前向きにいかないとぉ!

躾の行き届かない仔猫の寝ションベン話とはズレちゃうけどーーーWSで通訳をさせてもらったCyndiとの食事の時の会話で、えらくフムフムと納得した話がある。

「”周囲を変えようと思う前にまずは自分の考え方を変えろ”とか言われるけど、そんなの現実には難しい。”ヨガは荒馬と御者と手綱との関係”とか言われるけど、そんなの現実にはピンとこない。
でもとりあえず私は”波に乗る”ようには心掛けてる。歓迎すべき波なのか、避けるべき波なのか、じっくり見極める時間も選択する余裕や自由もない毎日。だからどんな種類の波であろうと、とりあえず受けとめて乗ることにしている。乗り続けられる限り、今現瞬間ここにキッチリ立っている自分を実感できる。そうでもしないとNYのマンハッタンでヨガスタジオなんてやってられない。笑」

府中の片隅に生きる若輩者にもかなり響いた含蓄のあるお言葉。

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9月 30, 2008 ネコ(あるいはネコ的なもの) |

コメント

新参猫と先住猫が仲良くなっていくプロセス・・・
見てると、幸せな気持ちになりますね。
ACO先生のところは、じーさんばーさん(失礼!)が孫の世話に追われてるって感じでしょうか?
うちは最初、疑似親子だったけど、今は姉妹みたいです。

最後の格言は私もふむふむ納得です。
(最近、ヨガはすっかりさぼってますが・・・・m(__)m)

投稿: mikans mam | 2008/09/30 11:07:34

mikan's mamさん、お久っ!コメントありがとーございます。私もそちらの日記いつも楽しみに読んでます。
チョロを受け入れた時、しょっちゅうmikan's mamさん所を思い浮かべてました。ペコポコはなかなかミカンちゃんみたいに寛容じゃなく途方に暮れてましたが、やはり時間が解決してくれるものですね。これから寒くなるにつけ、本人(本猫)達は不本意だろーが、否応無しにキャツらは猫団子になっていくと思います。ふふふ。

投稿: ACO | 2008/09/30 11:58:59

なんか深~いないようですね。

確かにいろんなトラブルとか真逆の幸せにどっぷり浸ってるとき
って周りが見えなくなったり、私だけがなぜ~!ってなったり
しますよね。

波に身を任せる。乗ってしまう。

今の私にとって、ぴったりな言葉かも知れません。
昨日も後輩の仕事に対する態度とかに自分の温度差を感じたり
かなりブルーになってました。

この日記みてもうちょっと後輩ちゃんを見守ってみようかなと
思いました。

投稿: aya | 2008/09/30 12:57:10

おっ、ayaちゃん、読んでくれてアリガト☆
職場での人間関係って難しいですよね。かつての私は言わなくてはならない事すら言えなくて、当然の結果として随分とナメられてました。でもそのナメられてるって思う私の思考回路自体が健全じゃなかったな、と今になって気づいたり。制圧するとか勝ち負けの問題じゃなく、根拠をもってシラッとリラックスできる頑丈さが大切かな、なんて思ってます。後輩の方をシラッと見守るayaちゃんの姿が目に浮かびます♪

投稿: ACO | 2008/09/30 13:39:50

ご無沙汰してます〜
 肩乗りチョロ、極カワいい!!!
 こんなおチビさんに、ACOさん一家は振り回された夏だったのですね。
 そして、チョロも一つの波だったのでしょうか〜(=^x^=)〜
 私がヨガをして、知った不思議な感覚の経験は、自分が溶けて空気の中に散らばってとっても静かな気持ちになったこと。そしたらとっても楽になれた。きっとそれで波に乗れる余裕が少しはできたのかもしれません。もちろんそれはACOヨガ、ちゃんとやってたときのこと
なんですけどねぇ。。。(苦笑)
 ウチは数が多いから、悩みはつきましぇんニャ

投稿: tomomi | 2008/10/01 13:16:06

tomomiさん、ども〜♪
いや〜、ウルトラ多頭飼い(&常に仔ニャン含む)のtomomiさんにはお恥ずかしいのですが・・・日増しにチョロの悪戯波がド級に増し、まだまだ秋も振り回されそうです。tomomiさんはかつて海によく入っていた人なので、Cyndiが例えた波の感覚、文字通りに体感しているのでは?それにしてもヨガを通してのその不思議な感覚、素敵ですね。インストをしていると本来のヨガを味わう事を忘れがちです。私も自分のヨガをしている時の感覚を忘れないようにしなければ!

投稿: ACO | 2008/10/01 13:57:56

Cyndiさんのお言葉・・なるほど~~

さまざまな波を受け止めるのに、ヨガって本当に適してると思います。

ずっと最初に頃のレッスンのシャーバで、
「身体のひとつひとつの部分の声を聞いてあげてください」という
のがあったように、ヨガに出会ってなかったら、今の自分の状態を
受け入れるなんてこと考えもしなかっただろうし、
自分の身の回りに起きていることさえも受け入れる余裕は
できなかったかも・・・と最近つくづくと実感します。

生きてると嫌なこともあるけど、
ヨガに行くとそんなことどーでもいいって思えちゃうのが
すごいんですよね~

投稿: oyazu | 2008/10/01 16:45:27

oyazuさん、そういえば最初の頃のシャバーでは色々とリーディングしてましたね。もう今は放置プレーのシャバーだから。笑

>生きてると嫌なこともあるけど、ヨガに行くとそんなことどーでもいいって思えちゃう

ホント?スゴいじゃないですか!別にヨガじゃなくても何でも変換可能だけど、とにかくそんなモノがあるって最高ですね☆

CyndiはまさにSATCのようにNYでサバイブしていく術を比喩的に言ったのでしょうが、例えばモロ、波乗りに例えてもすごく分かり納得しちゃいました。いつまでもパドリングしてばかりのくせに、アイツに先に乗られたと愚痴を言ったり、永遠と次の波を待って勇気が出なかったり、今日の海はダメだと不平をこぼしたり。自分で波や風をコントロールしようなんて不可能なこと思う前に、何でもアリで受けとめる事から一歩が始まるんだと再認識させられました。こういったoff the matのリアルなヨガを実行してるからCyndiってイイなぁと。

投稿: ACO | 2008/10/01 17:53:15

「”周囲を変えようと思う前にまずは自分の考え方を変えろ”とか言われるけど、そんなの現実には難しい。”ヨガは荒馬と御者と手綱との関係”とか言われるけど、そんなの現実にはピンとこない」
→ え~、せっかく頭の中に根付いた生活の知恵なのに(注:丸暗記であって実行には非ず)、Cyndi先生、そんなこと言うんですか~、ってそのとおりです。実行は大変。ふ~・・・大先生でもそう思うんですね。素直なコメントにホッとしました。

「でもとりあえず私は”波に乗る”ようには心掛けてる」・・・なるほど、ふむふむ・・・と、しかし。
私の日常でどいういうときに「波に乗っている、乗っていない」となるんだろう?と考えてしまいました・・・考えてもよく分からなかったのですが、先のAcoさんのコメントで、「あ、そういうことか」と、すっきり。Off the mat ってそういうことか、って。ヒントをありがとうございました。

投稿: Natsumikan | 2008/10/01 19:40:35

Natsumikanさん、もう自分で疑問投げかけて→自分で解決してスッキリしちゃって。どうコメント返しすればいいのですか。笑 

”周囲を変えようと思う前にまずは自分の考え方を変えろ”という使い古された言葉を、「そんなの難しい」とバッサリ。大先生だからこそ許される(?)勇気ある言葉。内心、拍手喝采でした。

投稿: ACO | 2008/10/01 20:33:25

I cannot agree more with Cyndi!!
渦中にいると本当に物事が見えなくなる。
一生続くことなんかこの世にないのに、出口がないのではないかと気が狂いそうになる。そんな時はきっと波の下でもがいているんでしょうね・・。力を抜いてぽっこりアタマを出してちょいと波に乗って様子を見る・・あぁ、いつになったらそんな達観した毎日を送れるのでしょうか〜。未熟すぎる私です・・・。

投稿: norimix | 2008/10/02 23:20:48

norimixさん、ナニをおっしゃる。またまた山走りしちゃってるくせに!全くスゴい人です。

波の下でもがく・・・波の下といえば、水深下がるほど静かで真っ暗なんですよね。風の影響を受ける水面や水上と関係なく静謐な世界。進化を遂げる必要もない。視力すら退化する世界。それこそ深海にいけば達観できるかもしれませんね。

私から見たnorimixさんは水面に果敢に立ってる人。今を懸命に生きてる人。尊敬してます。達観なんかしなくてもイイじゃないですか。したいなんて思ってないくせに(笑)。水面で経験する辛苦にも力を抜いて受けとめる頑丈さへの渇望は私もヒジョーに分かりやす!けど、深海でジ〜ッとしてるnorimixさんは想像できません。って、そこまで深いトコまで潜ってるつもりはないって?失礼しました〜。

投稿: ACO | 2008/10/03 0:59:21

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